どちらが前?モロッコのトイレの使い方
モロッコで困ることのひとつにトイレがあるかもしれません。
そんなモロッコのトイレの利用方法をご紹介します。
1. いったい前はどっち?
モロッコには洋式と日本の和式のようにしゃがむ形式のものとの2種類のトイレがあります。
ホテルや大きめのレストランであれば洋式があるので安心ですが、メディナ内や地元のレストラン、田舎方面ではまだまだしゃがむ形式のトイレが主流です。
しゃがむ形式のトイレに当たったとき、
「はて、どちら向きに座ればいいのだろう?」
と思われることでしょう。
正解は、
「大と小とで向きが変わる」
です。
大の時は穴を自分の背後に、小の時は穴を自分の前に置きます。
2. 観光客はトイレットペーパーを持参すべし
モロッコのトイレはトイレットペーパーがついていないことが多くあります。
モロッコ人は基本、トイレに付随しているホースのようなもので洗います。
そのため、地面や便器が水浸しな事が多いです。
これは洋式でも同じ。
便器の座る部分が水浸しのことも多く、日本人にとっては、かなりショッキングな状態でしょう。
日本人にとって、このホースを使いこなすのはかなり手強いことと思います。
トイレットペーパーを持参することをおすすめします。
3. トイレットペーパーは捨てるべからず
トイレットペーパーを使用したとしても、トイレには流さないでください。
必ず、備え付けのゴミ箱に捨てるか、なければ自分で持ち帰るようにしましょう。そのため、ゴミ袋持参をおすすめします。
4. 流す際は水道水で
モロッコのトイレには必ず水道水の蛇口があり、そのそばにバケツが置いてあります。
用を足した後、流す際はこのバケツに水をためて一気に流します。
5. チップを忘れずに
ホテルや大きめのレストランではいない場合もありますが、多くの場所で、トイレの入り口に掃除兼チップを徴収するための人がいます。
いたらDH1を渡すようにしましょう。
人がいなくても、お金をいれる入れ物があったら、そこにDH1をいれましょう。
水浸し感が日本人にとってはハードルの高いモロッコのトイレ。
それが堪え難い方は、ホテルや大きめのレストランで済ませることをおすすめします。