モロッコで決して食べてはいけないもの
モロッコで決して食べてはいけないものがあります。
それがパスタ。
どこで頼んでも茹ですぎてのびきった麺がでてきます。
初めて食べたとき、その店がまずいのかと思いました。
どこの店にも負けない極上のタジンを作る料理上手な義妹がパスタを作ってくれたとき、義妹はきっとパスタを食べたことがないのだと思いました。
シャフシャウエンの観光客用のレストランのパスタを2歳の娘が一口食べて、「まずい」と言ってそれから一切、口に入れなかったとき、モロッコのパスタの不味さは本物だと思いました。
本当にまずいのです。
どうしてそんなに茹でてしまうのか。
本物のパスタを食べたことがないのか。
そのパスタをまずいと思わないのか。
そういえば、夫の家族がモロッコに来たばかりの私のためにラーメンを茹でてくれたことがあるのですが、それもひどくのびきっていました。
麺料理という物に興味がないのか、もしくはパスタの元祖と言われる世界最小パスタのクスクス発祥の地だけあって、クスクスの作り方と勘違いしているのか…。
なんにしても、まずいパスタをなぜ、改良しないのか。
非常に謎です。