2025年最新版[モロッコ天気]1月の気温と服装
1月はモロッコで一番寒い月の始まりです。
砂漠へ行くには車でアトラス山脈を越えることになりますが、 12月と同じくアトラス山脈に降る雪により通行止めになることがたびたび。
そのため、砂漠に行かずに戻って来なければならないこともあります。
1月の各地の気温
フェズ
2024年
2023年
2022年
単位:℃
マラケシュ
2024年
2023年
2022年
単位:℃
メルズーガ(砂漠)
2024年
2023年
2022年
ワルザザード
2024年
2023年
2022年
単位:℃
参照:AccuWeather 2021年・2022年・2023年の実際の気温
1月でも20度を超える日があるので、日本に比べれば昼間はまだまだ暖かいモロッコ。
2024年はかなり暖冬となり、昼間はコートを着ていると暑い日もありました。
しかし、朝晩がグッと冷え込みます。
各地で最低気温が0度以下の日も出てきます。
さらにこの時期は、陽が昇るのも遅く陽が暮れるのも早いので、寒くなる時間も長くなります。
つまり、最高気温の時間はそれほど長くないと考えてください。
モロッコの石で作られた家の中は太陽をシャットダウンするように作られているので、極寒になります。
昔の邸宅を改造したリヤドなどに宿泊する場合、暖房器具が常備してあるか確認しましょう。
またモロッコでは電気代が非常に高額なため、多くのモロッコ人にとっては暖房器具を使わないことが普通です。
カフェや家の中でもジャケットなどを着て過ごすことが日常となっています。
そのため暖房器具がない場合は、昼間は外にいた方が暖かいことも。
砂漠で日没、日の出を見る際には、砂が氷のように冷たくなっています。サンダルでは危険です。靴を用意してください。
シェフシャウエンは山の中になりますので、フェズよりさらに最高気温が2〜7度低くなりますが、基本的に最低気温はフェズより暖かいことが多いです。
1月の降水量
2023年
2022年
2021年
モロッコでは、11月中旬から2月くらいまで雨季に入ります。
1月も雨季ですが、11月、12月に比べると雨の日が少なくなってきます。
雨といっても一日中、しとしと降り続けることはあまりなく、通り雨が1時間ごとに降ったり止んだりする感じです。
雨が降っていない時は、雨が降ったのが嘘のような青い空が広がります。
1月は山岳地帯では雪が降ります。
しかし、2018年、2019年は雪の少ない年となりました。
2017年に多く聞かれた雪による砂漠ツアーの中止は、2018年、2019年では聞かれませんでした。
なお、2020年は新型コロナウイルスの影響によって、お客さんがおらずツアー会社はほぼ動けない状況となりました。
2022年は12月下旬から雪が降り、数日間砂漠ツアーが中止となりました。
1月の服装
冷え込む朝晩はもちろん、昼間でもヒートテック+セーター+厚手のジャケットが必要になってきます。
東京の1月と同じ格好と考えていれば問題ないでしょう。
1月だと東京では厚手のコートを来ていてもまだ寒さを感じますが、モロッコでは厚手のジャケットを着ていれば、ひとまず外出していても辛くはないでしょう。
動いていると昼間は若干、暑くなることも。
ただし、砂漠に行くようであれば、朝晩用に、ヒートテック上下+セーター+フリースジャケット+ダウンジャケットのような厚手のジャケットが安心です。
空気が冷たいので、朝晩は手袋・マフラーやネックウォーマー、耳を隠すぼうしもあると安心です。