[新型コロナウイルス]モロッコ衛生緊急事態をさらに2023年2月28日まで延長

19/04/2020新型コロナウイルス

モロッコ政府は、2020年3月20日から開始され、2023年1月31日までとしていた衛生緊急事態をさらに延長し2023年2月28日までとすることを発表しました。今回の延長で33回目となり、3年近くロックダウンの状態となっています。ただし、基本的に今まで通りの生活に戻っています。

今回の衛生緊急事態の延長は、新型コロナウイルス感染症の流行拡大に対しこれまでに取られた措置の有効性と効率を引き続き確保するためであるとされています。

モロッコでは、2021年10月から、宿泊施設、観光施設、レストラン、カフェ、商業施設等の利用にモロッコ政府の発行する「ワクチンパス(pass vaccinal)」の提示が必要になっている他、マスクを着用していないとこれらの施設を利用できないとされていましたが、現在は「ワクチンパス(pass vaccinal)」の提示やマスクの着用がなくても、利用できる施設がほとんどです。

なお、引き続き、府、県、都市毎の感染状況に応じて、規制措置がとられることになります。

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