鶏肉・ラクダ・牛・羊… 日本と異なるモロッコ肉屋の特徴とは?

モロッコ移住

モロッコはイスラム教徒が9割のため、豚肉は手に入りません。
手に入る肉といえば鶏肉、羊肉、牛肉、ラクダ肉ですが、日本人的にはおもしろことに、鶏肉店と羊肉・牛肉が別のお店となっています。

鶏肉屋

生きた鶏がいます。
注文してからさばいてもらうので、ちょっと時間がかかります。
そのため、たいてい、店の前にあるケースの中はほとんど空です。

鶏肉は基本、一羽単位でみんな買っていきます。
部位で売ってもいますが、部位で購入していく人はあまり見かけません。

生きた鶏を売りにきたり、生きた鶏をさばいてもらうために訪ねてくる人もいます。

モロッコ人は鶏肉のひき肉を食べることはほとんどないので、ひき肉が売られていることは稀です。
必要な場合は、自分で細かくしなければなりません。

卵は卵のみで、路上で個人が売っているかハヌートで売られていますが、鶏肉屋で売られている場合もあります。
殻の色がちょっと赤い卵は1個DH1くらい。
白い殻の卵は高くて1個DH2.5くらい。
白い殻の卵の方が黄身の色が濃くて白身に張りがあり、味も濃くおいしいです。

 

肉屋

羊肉・牛肉が売っています。

鶏肉屋と異なり、お店に生きた羊も牛もいません。
けれど、お店の人がお店でさばいており、店頭に牛の頭や羊の頭、牛の睾丸がぶら下がっていることが多くあります。

鶏肉と違い、牛や羊はケフタに使うのでひき肉が売られています。
すでに、香菜・スパイスが混ざっていることがほとんどなので、抜いて欲しい場合は別途、頼まないといけません。

羊の脳みそは高級食材と知られており、モロッコでは好んで食べられます。
食べた感じとしては白子に似ています。

ラクダ肉は高級肉のためあまり見かけません。
ラクダの肉を売っているお店では、ラクダの顔がぶら下がっていることが多いです。

 

鶏肉屋でも肉屋でもソーセージを売っていることがありますが、日本で売っているソーセージのように皮がパリパリしておらず、柔らかいのが特徴です。

 

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