モロッコ・ハッサン2世モスクの魅力・開館時間・料金

モロッコのカサブランカにあるハッサン2世モスク(Mosquee Hassan Ⅱ)は、ハサン2世国王の命令によって、1986年から1993年の7年の年月を経て建設されたモスクです。フランス人建築家 ミシェル・ピンスー(Michel Pinseau) によって設計されました。
モロッコのモスクには珍しく、非イスラム教徒にも開放されており、内部を見学できます。
ただし、肌を露出した格好では入れません。
壮大なモスク

海に面した場所に壮大にそびえるハッサン2世モスクは、北アフリカ最大規模(世界で7番目)で、収容人数約10万5,000人(屋内25,000人、屋外80,000人)を誇ります。
ミナレットは、高さ210mで世界で2番目に高いミナレットです。
なお、世界で最も高いミナレットを持つモスクは、265mのアルジェリアの「アルジェ・グランド・モスク(Djamaa El Djazair)となっています。
夜間にはミナレットの頂上からレーザー光がメッカの方向に向かって照射されることでも知られています。
場所
開館時間
9月16日から3月14日まで
土曜日〜木曜日
9時
10時
11時
12時
15時
金曜日
9時
10時
15時
3月15日から9月15日までの勤務時間
土曜日〜木曜日
9時
10時
11時
12時
15時
16時
金曜日
9時
10時
15時
16時
ラマダン
土曜日〜木曜日
9時
10時
11時
14時
金曜日
9時
10時
14時
料金

こども(〜6歳) : DH30
6歳〜こども、モロッコの学生 : DH65
外国人 : DH140
入場料には、英語、ドイツ語、スペイン語などの言語のガイドツアーと併設するミュージアム料金が含まれています。
見学にかかる時間
約1時間〜1時間半です。
基本、言語別に別れたガイドに従って、モスク内を見学します。
ツアーでは、祈祷ホール、ミナレットホール、清めのホールを巡ります。
見学の流れ


モスクへの入口を抜け、靴を脱ぎ、そなえつけの靴を入れる袋に靴を入れて、希望するツアー言語の立て札がある場所へ進みます。
英語なら「English」と書かれた立て札の前で待っていると、ガイドがやってくるので、その人についてモスク内を周ります。


ガイドがモスクについて、詳しく説明してくれます。
天井には美しい木彫り、モザイクタイル、ゼリージュ(モロッコ独特のタイル装飾)が施されています。

清めのホールを抜けると、モスクの見学は終了です。
ミュージアムを見る場合は、チケット売り場まで戻ります。
ミュージアム入口は、チケット売り場の横にあります。

海辺にあり、海をバックにそびえ立つモスクは圧巻です。
モロッコで観光客が入れる数少ないモスクでもあります。
カサブランカへ訪れた際は、ぜひ訪れてみてください。