訪れるならどっち!? フェズ VS マラケシュ

01/10/2018エリア情報

マラケシュのジャマ・エル・フナ広場

「モロッコの都市」というと、国際線が多く到着する経済都市カサブランカ、各国の大使館が集まる首都ラバト、そして世界遺産のメディナ&ジャマ・エル・フナ広場を擁すマラケシュ、迷宮と言われる世界最大&世界遺産のメディナをもつフェズを思い浮かべる方が最も多いのではないでしょうか。

その中でも、フェズとマラケシュは砂漠の入り口にあたるメルズーガという町に行くのに便利かつ、フェズから出発すればマラケシュへ、マラケシュから出発すればフェズへ到着する砂漠ツアーが多いこともあり、訪問都市として検討に上がることでしょう。

 

マラケシュの見どころ

イブ・サンローラン ミュージアム : 2017年オープン。マラケシュに魅了されたイブ・サンローラン。そのサンローランの1962年から2002年までの40年間にわたるデザイナーとしての作品が展示されています。

マジョレ庭園 : 1920年代にフランス画家ジャック・マジョレが造園。彼の他界後、イブ・サンローランが買い取りました。映画「イブ・サンローラン」を観てから訪れると感慨もひとしおでしょう。

ジャマ・エル・フナ : スーク前に広がる広場。昼間は大道芸人やヘナをしてくれる女性などが観光客を待ち構えています。夕方になると一斉に屋台が開き出しお祭りのような雰囲気に。

スーク : 衣料品、絨毯、かご、バブーシュ、ランプ、陶器などなど、さまざまなお店が所狭しと並んでいます。

マラケシュ博物館 : 現代モロッコの芸術家たちの作品が紹介されています。

サアードの朝の墳墓群 : 1549年から1659年の代々のスルタン(イスラム教国の君主)が葬られている墓跡群。入り口には、アル・マンスール・モスクが。

エル・バディ宮殿 : サアード朝のアフメド・アル・マンスール王が25年の歳月をかけて建造した宮殿。

バヒア宮殿 : スペインのアルハンブラ宮殿と比較されるほど、美しいとされるイスラム建築の傑作。

ダル・シ・サイド : 19世紀、アラウィー朝時代に宮殿として建てられた。現在は、工芸博物館。

ティスキウィン博物館 : ベルベル人の生活をテーマにした博物館

メナラ庭園 : 12世紀ムワッヒド朝時代に造られた広大な庭園。

 

フェズの見どころ

タンネリから望むフェズの町

ブージュルード門 : メディナの入り口にある青の幾何学模様が印象的な門。1913年に建てられました。

スーク : 網目のように入り組んだ路地は迷うこと必至。あまりに入り組んでいるので、旅行者が見るであろうフェズのメディナはほぼブージュルード門から続く「タラア・セギーラ通り」からの道と「タラア・ケビーラ通り」からの道のみとなるでしょう。それ以上じっくり見たいのであれば、ガイド必須です。

ダール・バトハ博物館 : 19世紀末ムーレイ・ハッサンによって建設された宮殿。現在はモロッコ博物館となっており、古いコーランの写本や楽器、絨毯などが展示されています。

ブージュルード庭園 : 季節の花が咲く美しい公園。

ブー・イナニア・マドラサ : 14世紀にブー・イナニアによって建てられたマリーン朝最大の神学校。

ネジャーリン広場 : 手作業で椅子や机などを製作している様子を見ることができます。

カラウィン・モスク : 北アフリカ最大のモスク。光が差し込む姿は入り口を見ただけでも壮麗。思わず写真を撮影したくなりますが祈りの場所です。撮影せずに美しさを心に留めてください。

サファーリン広場 : ブージュルード門からここまで途中の店などを見ずに歩いて約30分。「迷ったかな」と思った時にひとつの目印となるでしょう。

タンネリ : なめし革染色職人街。昔からのやり方で皮を染めている様子を見ることができます。匂いがキツイので、作業場を見ることができる革製品を売るお店ではミントを渡されます。

マリーン朝の墓地 : メディナの北の小高い丘にあるマリーン朝のスルタンたちが埋葬されている墓地。フェズの街を一望できます。

 

ビジネスモード全開のマラケシュとのんびりムード漂うフェズ

マラケシュは見どころが広い範囲に散らばっているので最低でも丸1日は欲しいところ。

一方フェズは、ほとんどの見どころがメディナ(旧市街)内にあるので、ささっと見るのであれば半日もあれば十分です(メディナと市街全体を見るのであれば5時間ほど)。
スークで売っているものはほぼ同じであるものの、マラケシュの方が観光客向けの店が多く揃っており、かつ洗練された物が売っています。

マラケシュはとにかくビジネスモード全開の人が多いので、観光客と見ればタクシーのメーターを回してくれることはほぼありません。また、値段交渉もかなり強気でしょう。

猿やへびを連れて写真撮影に応じる人たちがジャマ・エル・フナ広場におりますが、「いくら?」と聞くと「君の言い値でいいよ」と言うにも関わらず、いざ撮影が終わりこちらがお金を出すと「もっと出せ」と大柄な男の人たちがずいっと囲みに来ることもしばしば。

それに比べるとフェズはのんびりムード。
やる気がないのかあるのか、スークにいる店番がスマホをいじって観光客が通っても存ぜぬ、という場合も。

日本人を見ると「シノウィーヤ(中国人)」となんだかバカにしたように言うモロッコ人のこどもも多く、まだまだ外国人なれしていないような、都会のマラケシュとはちょっと異なる雰囲気です。田舎なんですね。

新市街の車の数の多さもフェズとマラケシュでは大違い。
マラケシュの車の多さを見て、フェズとマラケシュの違いがひと目でわかるでしょう。
女性がバイクに乗っている姿を見る確率も、マラケシュでは急に多くなります。

モロッコを1日だけ訪れる、というのであれば、フェズに住むわたしにとっては「もちろん、フェズ!」と言いたいところですが、”モロッコ”というとイメージするパワフルな町を見たいなら、マラケシュとなるでしょう。

 

※なお、マラケシュはモロッコ人が注意するほど、スリの多い町です。
貴重品の管理は気をつけてください。

 

砂漠へ行くならどっち発?

砂漠へ行くのであればフェズ発マラケシュ着をオススメします。

マラケシュには買いたくなるような雑貨がたくさんありますので、最後にお土産を買うことができます。

また、砂漠ツアー後カサブランカ空港から飛行機に乗る予定であれば、フェズよりマラケシュの方がカサブランカに近いので、最後の移動時間を少なくすることができます。

 

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