モロッコの滞在許可証をゲットする方法と落とし穴

30/09/2018手続き関連

一般旅券を所持する日本国籍の方の場合、90日以内のモロッコへの滞在についてはビザは不要ですが、90日を超えて滞在する場合には、「滞在許可証(CARTE DE SEJOUR)」を居を構える場所にある警察署に申請する必要があります。

もちろん、就労を目的としての滞在でも必要です。

必要書類

1. 申請書2部(警察署外国人課窓口にあります)
2.パスポートの身分事項頁のコピー1部
3.パスポートの入国スタンプが押印された頁のコピー1部
4.手数料 : 有効期間1年につき100DH (例:10年間の場合 1,000DH)
5.写真6枚
6.モロッコでの住所を証明する書類の原本
(例;大家との賃貸契約書、不動産(土地及び建物)の登記簿謄本)
7.犯罪経歴証明書
8.健康診断書
9.モロッコで生活資金を得ていることが分かる資料
(例;雇用機関から発行される就業証明書や給与証明書、銀行口座の写しなど)
10.モロッコに3ヶ月以上滞在する理由が分かる資料
(モロッコ人の配偶者) モロッコ家庭裁判所または当館で発行した婚姻証明書
(モロッコで勤務されている方) 雇用機関との雇用契約書
(モロッコの大学で留学されている方) 学生証や修学証明書
11.その他、警察で持ってくるように言われた書類

参照:在モロッコ日本大使館ホームページ

 

申請方法

上記の書類をしっかり揃えて滞在する場所の警察署に持って行けば、3ヶ月ほどで発行してくれます。

発行まで3ヶ月かかることがほとんどなので、91日以上滞在する予定がある人はモロッコに入国後すぐに申請をしに行った方が良いです。

 

受取りまでの流れ

1.申請しお金を払うと渡される引き換え証を受取る

引換証

2.引き換え証をもって2週間〜4週間後、警察に再訪
※混み具合、地域などにより、受取れる期間が変わります。

3.仮ビザを受け取る
※仮ビザの有効期限は3ヶ月です。

仮ビザ

4.約3ヶ月後、ビザの本カードを警察署で受取る
3ヶ月を過ぎても本カードが発行されない場合は、仮ビザに延長のための捺印を警察に押してもらう必要があります。
仮ビザでも警察に許可をとれば、出国可能です(念のため、在住地域の警察にご確認ください)。

 

先に日本で婚姻をした人は超注意!

モロッコで先に婚姻届けを出した人はモロッコ家庭裁判所で発行した婚姻証明書があるので、特に滞在許可証の申請で困ることはないと思います。

しかし、先に日本で婚姻届けを出した人は、モロッコ家庭裁判所で発行した婚姻証明書がありません。

これの代わりに、在モロッコ日本大使館で発行してもらった婚姻証明書(必要書類10番目)があれば良いか、というと、わたしの場合日本大使館で発行してもらった婚姻証明書が全く効力を発揮しませんでした。

何度も警察署に行って言われたのは

モロッコ家庭裁判所で発行した婚姻証明書がないのであれば、

・日本の戸籍藤本を英訳またはフランス語訳する

・日本の公証役場へ行って外国向け私文書の認証をしてもらう

・在日本モロッコ大使館へ行って認証をしてもらった戸籍藤本をアラビア語に訳してもらい捺印してもらう

この書類を滞在許可証の書類と一緒に持ってくるように、ということでした。

しかし、戸籍藤本の訳したものを私文書認証してもらいアラビア語翻訳したものは、ファミリーブックを得る際にすでに在日本モロッコ大使館へ提出しています。

わたしにしてみれば、”戸籍藤本のアラビア語翻訳”=”ファミリーブック”のようなものなので、ファミリーブックが婚姻証明書の代わりにならないのか、と聞いても「ならない」と冷たく帰されるのみでした。

モロッコの場合、申請する警察署によって、かなりやり方や必要書類が変わってくる事があります。

わたし自身の事例はあくまでフェズで起こったことですので全ての都市に当てはまるとは限りませんが、日本で先に婚姻手続きを済ませた方で91日以上モロッコに滞在する予定がある方は、なるべく早く警察署に必要書類について確認されることをおすすめします。

ちなみに、在日本モロッコ大使館へ「日本で先に婚姻手続きをした場合、どうすればモロッコの婚姻証明書をもらえるか?」と問合せたところ、「日本大使館で英語版を発行する」という回答となりました。

これだと、ラバトの在モロッコ日本大使館で発行してくれるフランス語の婚姻証明書の方がまだ役に立つかと思います。

モロッコでは、英語の文書はほとんど役に立ちませんのでご注意ください。

 

※2018年9月時点の情報です。

 

 

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