お湯が出ない!?床がビシャビシャ!?モロッコホテルのシャワー事情

基本情報

モロッコのホテルでシャワーのお湯がなかなか出ない、シャワーのお湯が途中から出なくなってしまった、というのはよくある話です。
またお風呂のあとマットなどがなく、床がビチャビチャになってしまうということも普通にあります。

二人で宿泊して、ひとり目は問題なくお湯が出たのに二人目からでなくなった…、ひとりがシャワーを浴びたあと床がビチャビチャになってしまったなどということをできるだけ避けるために、モロッコのシャワー事情についてお伝えします。

 

モロッコのお湯はなぜ出にくい?

お湯が出にくいのには主に2つの理由があります。

都市ガスが通っていない

まず大前提として、モロッコには都市ガスが通っていません。
ガスはプロパンガスです。
常にお湯を沸かしておくという設備がまだまだ整っていないのです。

そしてお湯を沸かす場合、多くは電気の給湯器で作っています。
電気の給湯器のお湯の場合、日本でもそうですが、使い始めはなかなかお湯が出ません。
また給湯器のお湯がなくなってしまうと、次に湯が沸くまでお湯が出ないという事態となります。

モロッコ人はお湯をほとんど使わない

モロッコでは電気代が非常に高く、給湯器がある家はまだまだ多くありません。
そのため普段、食器を洗う際も水であることがほとんどです。
お風呂も家で入る家庭は多くありません。
モロッコ人は、薪で炊いたお湯が出るハマムに通います。
さらにいうと、1日の5回のお祈りのたびに足などを洗い、乾燥している環境のためもあってか、毎日ハマムに通うわけでもありません。
家でお湯を使うことがほとんどないので、お風呂をはじめ、お湯を沸かすという環境がなかなかそろわない状況なのです。

 

床が濡れるのがふつう

日本であればお風呂のあとに床が濡れないよういろいろな工夫がされていますが、ここでもモロッコと日本での違いが見られます。

モロッコ人は床がビショビショでも気にしない

日本人の感覚と大きく異ることのひとつに、湿気に対する感覚があります。
モロッコは基本、非常に乾燥しているため、濡れていてもさまざまなものがすぐに乾きます。

そのためかモロッコ人は、水を大量に床に流して床掃除をしたあとに床を拭いたビショビショになったタオルを、普通に床に置いて乾かします。
洗濯物も乾き過ぎるとパリパリになってしまうので、ちょっと湿っているくらいでも取り込んでしまいます。

1日に5回行うべきとされているお祈りの際、毎回手・足・顔などを洗いますが、洗うための場所は基本ビショビショ。
トイレもモロッコ人は基本トイレットペーパーは使用せず、トイレに付随しているホースのようなもので洗います。
そのため便座や床がビショビショのことも多くあります。

モロッコでもカビはもちろん生えますが、日本よりはカビが生えない環境であるためか、濡れているという状況に対して日本人より神経質でないように思います。

きれいになるから問題ないという感覚

もうひとつのモロッコ人の感覚として掃除をするから濡らしても大丈夫という感覚があります。
日本であれば掃除をする人が大変になるからポイ捨てはやめましょう、と考えるのがモラルとしてありますが、モロッコ人は掃除をする人がいるからポイ捨てして大丈夫、と考えます。

モロッコ人は決してきれい好きでないわけではありません。
むしろ、非常にきれい好きです。
朝は毎日掃除をする人がいます。

毎日掃除する人はいるし、すぐ乾くから問題ないという意識が根底にあります。

モロッコ人自体が濡れることを気にしないため、そういったサービスが提供されることが珍しくなるわけです。

 

アメニティも用意されていることは稀

高級ホテルは別ですが、中堅以下のホテルではアメニティもないと思っていた方が安全です。
だいただい一泊5,000円以上であればタオルは用意されていますが、シャンプーや石鹸は用意されていないと思いましょう。

 

お風呂に毎日入ることが多い日本人とは、あきらかに異なるお風呂環境であることがわかっていただけたと思います。

モロッコでは、バスルームに日本人の満足いく設備があり、しっかりとお湯が出るホテルを見つけることは難しいことをご理解いただいた上でホテルを選んでいただき、二人以上で宿泊する場合は、ひとり目の方はお湯を使いすぎないようにしましょう。

 

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