モロッコが拒否!? エジプトで決定!2019年アフリカネイションズカップ
2019年のアフリカネイションズカップの開催地予定だったカメルーンの準備遅延により、急遽、代替の開催地選考が行われることになった昨年末。
そして、1月8日に行われたアフリカサッカー連盟(CAF)による投票で、代替地に名乗りをあげていた南アフリカを破りエジプトでの開催が決定されました。
当初、代替地として最も有力視されていたのがモロッコ。
しかし、なんでもCAFがモロッコに接触したものの、モロッコが開催地になることを拒否したとか…。
そもそもモロッコは、2015年大会の開催国になりながらエボラ出血熱の懸念で途中で開催国を返上し、CAFから前回および今回のアフリカネイションズカップの参加を禁じられていました。その後、スポーツ仲裁裁判所によってCAFの決定が覆され、2019年大会に参加できるようになったという経緯があります。
それゆえか、はたまた、モロッコ開催への期待が大きかったためか、今回のモロッコの対応に対して多方面から批判があるようです。
その批判を打ち消すかのように、CAFのAhmad Ahmad会長がラジオのインタビューで、モロッコのサッカーに対して敬意を抱いていることを語ったそうです。また、CAF会長は、モロッコがアフリカのフットボールにとっての「ロールモデル」であり「インスピレーション」であるとも述べています。
モロッコに在住する外野からすると、モロッコが開催地でなかったことは非常に残念ではありますが、モロッコのチームが勝ち進んでいくことを全力で応援したいと思います!
なお、2019年アフリカネイションズカップは、2019年6月15日から2019年7月13日に開催予定です。