[モロッコ]6月15日より段階的に国際線を再開―渡航条件を発表[UPDATE]

07/06/2021新型コロナウイルス

モロッコ政府は2021年6月15日より国際線を段階的に再開することを発表しました。
2021年6月7日現在、54カ国との国境を閉鎖しています。

モロッコへの入国

今回の決定により、各国はコロナウイルスの亜種の拡散を制御することができた国を含むリスト「A」と、「A」に含まれない国をグループ化したリスト「B」の2つのリストに分類されます。

リストA国からモロッコへ入国した場合

リストA国からの旅行者は、モロッコ人、外国人、外国人居住者であるかどうかにかかわらず、ワクチン接種証明書または国の領土への入国日から少なくとも48時間のPCR検査の陰性結果が必要です。

(※6月12日追記)
リストAから到着した場合、予防接種を受けていれば、PCR検査は義務付けられなくなりました。ただし、予防接種パスポートまたは予防接種を受けたことを証明する証明書が必要になります。

なお、外国の予防接種証明書の保有者は、モロッコの予防接種証明書によってモロッコ国民に与えられるのと同じ条件を、モロッコ国内で享受することができるとのことです。

リストAの国からの入国に必要な書類
ア.指定されたワクチンの接種証明書(接種を完了してから免疫を獲得しているとみなされるまでに2週間が必要)又は搭乗時の72時間前以降に受けたPCR検査の陰性証明書(11歳未満は不要)
イ.旅行者衛生フォーム(Fiche Sanitaire du Passager:搭乗前に以下のリンクからダウンロード可能で、航空機内・船舶内でも配布される。特にモロッコ入国後10日間に所在が特定できる住所と2つの電話番号を記入する必要がある。)
http://www.onda.ma/form.php
※ 指定されたワクチン:アストラゼネカ、シノファーム、スプートニク、ファイザー/ビオンテック、ヤンセン(ジョンソン・エンド・ジョンソン)、コビシールド(インド血清研究所)、モデルナ、シノバック。外国のワクチン接種証明書を有する者には、モロッコの証明書によりモロッコ人に与えられる特権と同じ特権が与えられる。
※2021年7月7日より、入国に必要な陰性証明書の時間が48時間から72時間に変更

リストB国からモロッコへ入国した場合

【リストBの国からの入国に必要な手続】

ア.搭乗時の48時間前以降に受けたPCR検査の陰性証明書(11歳未満は不要)の提示
イ.指定されたワクチンの接種証明書(接種を完了してから免疫を獲得しているとみなされるまでに2週間が必要)を有する者は到着後の隔離を免除
ウ.ワクチンの接種を完了していない者は以下の書類を提示する必要があり、到着後、当局が指定する施設(ホテル)で10日間の隔離を受け、9日目に保健省によるPCR検査を受検
・10日間の隔離に同意する旨の署名済の誓約書
・10日間の隔離を受けるための当局が指定するホテルの支払済の予約確認書
※ 隔離を受けるためのホテルについてはモロッコ観光省ウェブサイトでご確認ください。

エ.リストBの国からの入国であっても、リストAの国に10日以上滞在した場合はリストAの国からの入国と同じ措置が適用され、隔離は不要

※参照:在モロッコ日本国大使館情報

リストB対象国

アフガニスタンカウント、アルジェリア、アンゴラ、アルゼンチン、バーレーン、バングラデシュ、ベニン、ボリビア、ボツワナ、ブラジル、カンボジア、カメルーン、ケープベルデ、チリ、コロンビア、コンゴ、コンゴ(DRC)、キューバ、アラブ首長国連邦、エスワティーニ、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、インド、インドネシア、イラン、イラク、ジャマイカ、カザフスタン、ケニア、クウェート、レソト、ラトビア、リベリア、リトアニア、マダガスカル、マレーシア、マラウイ、モルディブ、マリ、モーリシャス、メキシコ、ナミビア、ネパール、ニカラグア、ニジェール、オマーン、ウガンダ、パキスタン、パナマ、パラグアイ、ペルー、カタール、中央アフリカ共和国、人民北朝鮮、セイシェル、シエラレオネ、ソマリア、スーダン、南アフリカ、スリランカ、南スーダン、シリア、タンザニア、チャド、タイ、トーゴ、ウクライナ、ウルグアイ、ベネズエラ、ベトナム、イエメン、ザンビア、ジンバブエ、サウジアラビア
(※7月7日より追加→)エジプト、ロシア、チュニジア
(※7月13日より追加→)フランス、スペイン、ポルトガル

モロッコからの出国

今回の決定は、モロッコへの入国条件についてであり、モロッコ人、外国人、外国人居住者が海外に出国するための条件についてではありません。

モロッコから、海外に行くモロッコ人、外国人、外国人居住者は、モロッコの要件の他、目的地の国の要件を遵守する必要があります。

また、リストB国については、事前の承認が必要な場合があるため、出発前に該当国へ問合せすることをおすすめするとしています。

海上からの出入国

海上からの入国は、「マルハバ 2021」作戦(海路で海外に居住するモロッコ人の帰国)により、2020年と同じくフランスのセットとイタリアのジェノバからの2拠点からのみ行われるとのことです。搭乗時に提示されるPCR検査に加え、旅行者は船上で再度検査を受けます。



リストAとリストBは、外務、保健、観光を担当する省庁の電子サイトで定期的に公開されるとのことです。
どちらのリストも、必要に応じて少なくとも月に2回定期的に更新される予定となっています。

(参考)2021年6月14日までの入国条件

入国禁止国からの入国でないこと

2021年6月12日時点でモロッコは、54カ国からの入国を禁止しています。
国籍にかかわらず、第三国経由であっても出発国が入国禁止国に該当する場合は入国拒否の対象となります。

トランジットであっても、現在、フランス発着の航空便は停止されているため、フランス経由での入国は不可能となります。

なお、日本は6月14日現在、入国禁止国に指定されていません。

ホテルの予約確認書の持参

ホテルの予約確認書を入国時に提示する必要があります。

PCR検査が陰性であること

空路の場合、搭乗日の72時間前までに発行されたPCR検査の陰性証明書が必要です(海路は現在停止中)。
鼻腔咽頭拭い液によるPCR検査のみが対象となり、唾液によるPCR検査は認められません。
検査証明書は、医療機関の発行した英語もしくは仏語の検査証明書が必要となります。
日本語の検査結果を自分で翻訳して付記することは認められません。
また、検査結果を携帯電話等の画面で提示することは認められず、紙で提出する必要があります。

なお、11歳未満の小児は検査をする必要がありません。

アブダビ・ドバイ(アラブ首長国連邦)・ドーハ(カタール)・マナマ(バーレーン)からの入国の場合

アブダビ・ドバイ(アラブ首長国連邦)・ドーハ(カタール)・マナマ(バーレーン)からの乗客の入国に際しては、下記の措置がとられています。

  • 搭乗時刻前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書を提出
  • 到着時にメディカル・コントロール及びクイック検査を受検

陽性と判定された場合は、衛生当局が指定する病院に隔離されます。



参照:Moroccan Diplomacy,MEDIAS24,在モロッコ日本国大使館

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