[2022年1月17日更新・1月31日まで鎖国中]モロッコ観光は今できる?新型コロナウイルス状況下でモロッコを訪れる際に確認したいこと

05/05/2021新型コロナウイルス

日本では緊急事態宣言が出され、日本含め各国で入国禁止措置や新型コロナウイ感染拡大防止措置がとられている中で、海外旅行についてまだまだ考えられるような状況ではないと思います。

一方で、モロッコって今、日本から行けるの?という疑問を抱いたときに、情報が錯綜し、どれが最新の情報なのかわからない状況でもあります。

現時点で日本からモロッコには行けるのか?また現地で観光はできるのか?についてまとめます。

日本からモロッコへの入国

不可能です。(2022年1月17日時点)

モロッコ政府は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が特に欧州・アフリカにおいて急速に拡大していることを受け、11月29日(月)23:59から2週間の間モロッコに発着する全ての旅客便の運航を停止することを発表しまし、さらに、2022年1月31日(月)23時59分まで運行停止の期間を延長(モロッコ発特別便は除く)することを発表しました。
この期間は延長される可能性もあります。

なお、「オミクロン株」蔓延防止のため、元旦の午前12時から午前6時まで夜間外出禁止令が発令されています

===以下、11月28日以前の鎖国前の情報となります。=======

モロッコでは、2020年9月10日より、観光客・ビジネス搭乗客の受け入れを開始しています。

なお、2021年11月27日現在、ドイツ、オランダ、英国、ロシア、フランスとの間の直行便は、新たな指示があるまでの間、停止されています。これらの国からの乗客は第三国を経由してモロッコに入国することができます。

※モロッコ―フランス間の直行便について、モロッコ発便については2021年11月26日(金)23:59以降、フランス発便については11月28日(日)23:59以降停止となることが決定しました。

また、2021年11月26日より、南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、レソト、エスワティニ、モザンビーク、ジンバブエからの入国禁止を決定。これらの国を通過した乗客も対象となるとのことです。

2021年6月15日からの入国条件

6月15日より閉鎖していた国境も含め、段階的に国際線を再開。

リストA国とリストB国、リストC国に分類され、入国先によって、入国条件が異なります。
リストA国から出国し、出国を伴わないトランジットでリストB国を通過した場合は、リストA国からの入国条件が適用されます。
リストC国からの入国は禁止されています。

なお、リストA国、リストB国、リストC国は必要に応じて月に2回以上アップデートされるとされています。
最新のリストについてはモロッコ保健省ウェブサイトでご確認ください。

リストA国とリストB国とリストC国

モロッコでは、6月15日より、各国・地域をリストAとリストBのグループに分類。
さらに、2021年11月27日より、入国禁止国であるリストCグループが追加されました。
日本はリストAに該当します。

https://twitter.com/MarocDiplomatie/status/1461405139529617408?s=20

リストA:リストB掲載国・地域以外の国連加盟国
リストB:アフガニスタン、ドイツ、アルジェリア、アンゴラ、サウジアラビア、アルゼンチン、バーレーン、バングラデシュ、ベナン、ボリビア、ブラジル、カンボジア、カメルーン、カーボベルデ、チリ、コロンビア、コンゴ、コンゴ(民)、キューバ、エジプト、アラブ首長国連邦、フランス、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、インド、インドネシア、イラン、イラク、ジャマイカ、カザフスタン、ケニア、クウェート、ラトビア、リベリア、リトアニア、マダガスカル、マレーシア、マラウイ、モルディブ、マリ、モーリシャス、メキシコ、ネパール、ニカラグア、ニジェール、オマーン、ウガンダ、パキスタン、パナマ、パラグアイ、オランダ、ペルー、ポルトガル、カタール、中央アフリカ、イギリス、北朝鮮、ロシア、セーシェル、シエラレオネ、ソマリア、スーダン、スリランカ、南スーダン、シリア、タンザニア、チャド、タイ、トーゴ、チュニジア、ウクライナ、ウルグアイ、ベネズエラ、ベトナム、イエメン、ザンビア
リストC:南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、レソト、エスワティニ、モザンビーク、ジンバブエ

※11月18日より該当リストに変更がはいりました。スペインがAリストへ移動。
※11月26日より、南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、レソト、エスワティニ、モザンビーク、ジンバブエからの入国禁止

リストA国からの入国条件

  • 指定されたワクチンの接種証明書(接種を完了してから免疫を獲得しているとみなされるまでに2週間が必要)
    ※モロッコ当局により、日本のワクチン接種証明書も入国に必要な書類として利用可能であることが確認されています。
    ※12歳未満はワクチン接種証明書を免除
    ※6〜11歳の子供は、PCR検査の陰性証明書が必要
    ※6歳未満の子供はすべてのアクセス条件から免除

  • 旅行者衛生フォーム(Fiche Sanitaire du Passager:搭乗前に以下のリンクからダウンロード可能で、航空機内・船舶内でも配布される。特にモロッコ入国後10日間に所在が特定できる住所と2つの電話番号を記入する必要がある。)
    http://www.onda.ma/form.php
  • モロッコ到着時に検温及び迅速抗原検査(ランダム)を実施。陽性の場合、モロッコ人又はモロッコに在住する外国人については衛生施設に収容され10日間の隔離、その他の者については入国不可
  • 現行の衛生措置(マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、手の消毒等)の遵守

※指定されたワクチン:アストラゼネカ、シノファーム、スプートニク、ファイザー/ビオンテック、ヤンセン(ジョンソン・エンド・ジョンソン)、コビシールド(インド血清研究所)、モデルナ、シノバック。
※外国のワクチン接種証明書を有する者には、モロッコの証明書によりモロッコ人に与えられる特権と同じ特権が与えられる。

【在モロッコ日本大使館情報】※11月26日現在有効
モロッコでは、「外国のワクチン接種証明書を有する者には、モロッコの証明書によりモロッコ人に与えられる特権と同じ特権が与えられる」との発表がなされていますが、モロッコ外務省によれば、現時点では、日本で交付を受けたワクチン接種証明書を有する方に対してモロッコのワクチン接種証明書を有するモロッコ人と同じ特権は与えられないとのことです。
ただし、入国に必要な書類として利用可能です。

参考:海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧

リストB国からの入国条件

  • 搭乗時の48時間前以降に受けたPCR検査の陰性証明書(12歳未満は不要)の提示
  • 指定されたワクチンの接種証明書(接種を完了してから免疫を獲得しているとみなされるまでに2週間が必要)
    ※モロッコ当局により、日本のワクチン接種証明書も入国に必要な書類として利用可能であることが確認されています。
    ※12歳未満はワクチン接種証明書を免除
  • 旅行者衛生フォーム(Fiche Sanitaire du Passager:搭乗前に以下のリンクからダウンロード可能で、航空機内・船舶内でも配布される。特にモロッコ入国後10日間に所在が特定できる住所と2つの電話番号を記入する必要がある。)
    http://www.onda.ma/form.php
  • モロッコ到着時に検温及び迅速抗原検査(ランダム)を実施。陽性の場合、モロッコ人又はモロッコに在住する外国人については衛生施設に収容され10日間の隔離、その他の者については入国不可
  • 現行の衛生措置(マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、手の消毒等)の遵守

なお、リストA国、B国どちらの入国にかかわらず、必要に応じて、船舶内や到着空港においてPCR検査等が行われる場合があります。

12歳未満の子どもの扱い

  • リストA国からの入国に関してPCR検査の陰性証明書が必要
  • リストB国からの入国に関してワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書なしでモロッコに渡航可能
  • モロッコ到着時に迅速抗原検査を実施

※2021年6月14日以前の入国条件を知りたい方はこちらをご確認ください。

モロッコ現地の状況

概要

モロッコでは、2020年3月20日から開始された衛生緊急事態(ロックダウン)が2022年12月31日まで延長されています。

なお、2021年10月1日から、カサブランカ、マラケシュ、アガディールへの出入り禁止が解かれるなど規制が緩和され、11月10日より夜間外出禁止令を解除、また都市間の移動に許可証の必要がなくなりました。
現在、下記の措置が取られています。

  • 夜間移動の禁止(23時から翌日朝5時まで)の解除
  • 海外渡航及び全ての閉鎖空間(職場、観光施設、商業施設、カフェ、レストラン、ジム、ハマムその他の公共サービス施設)へのアクセスのためのワクチンパス又はワクチン接種免除証明書の提示義務の維持
  • 現行の感染防止措置を厳守した上で、一切の書類の提示なしで府県間を移動すること及び葬儀・祝い事・祭事を開催することを許可
  • 大規模又は多人数の参加が可能な集会ホールの閉鎖の継続

この措置のため、旅行者でも商業施設、カフェ、レストラン、ジム、ハマムなどの公共スペース利用時にはワクチンパスまたは、ワクチン免除証明書が必要となります。

なお、府、県、都市毎の感染状況に応じて、規制措置がとられることになっており、状況は日々変化しています。

ワクチンパスが必携に

2021年10月21日より、モロッコでは、行政機関、レストラン、スーパーなどを利用する際にワクチンパスの提示が必須となりました。
すでに、行政機関、レストラン、スーパーでは提示がないと入れない場所が出ています。

2021年10月22日現在、モロッコでは、「外国のワクチン接種証明書を有する者には、モロッコの証明書によりモロッコ人に与えられる特権と同じ特権が与えられる」との発表がされているものの、日本のワクチン接種証明書は、現在、モロッコでは効力を発揮しないとされています。

しかしながら、急なワクチンパス提示必須が確定したためか、Fezにおいては、日本のワクチン接種証明書でも利用できることが認められています(役所に確認済み。ただし、状況は流動的です)。
また、日本のワクチン接種証明書は英語と日本語の併記であり、モロッコでは英語が通じることがほとんどないため、ワクチン接種証明書を提示した上で、2回接種した旨を説明するなどの必要がある場合があります。

いずれにせよ、モロッコを訪れる際は、日本のワクチン接種証明書は持参されることをおすすめします。

[2021年10月23日追記]
ラバトでも日本のワクチン接種証明書が利用できることを確認済み。
場所によっては、ワクチン接種証明書とともに、本人確認のためパスポートの提示が必要です。

観光の状況

6月15日より、徐々に観光客が戻り始めている状況です。
メディナなどのお土産屋やホテル、マラケシュのクチ(馬車)、ツアーは完全に動いているとはいえない状況ですが、他の仕事があるモロッコ人が多くいるわけでもないので、細々と営業されています。

ツアーやホテルなどは、観光客がいたら営業するというところも多いので、利用したい場合は予め連絡をとってみましょう。

ドライバーが移動のための許可証を持っている必要があるなどの制限はあるものの、各都市の移動も基本は可能です。

ただし、いつどのタイミングで都市間の移動や入国・出国禁止の決定が出されるかはわかりません。
特にモロッコは、決定も決定の開始も非常に急に行われます。
スケジュールは余裕をもって、かつどんな状況でも臨機応変に対応できる心構えが必要です。

モロッコから日本への入国

2021年4月19日以降、日本入国の際に必要な出国前72時間以内の「検査証明書」の日本の空港検疫での確認が一層厳格化されています。
有効な出国前72時間以内の「検査証明書」を所持していない場合、原則、出発地で航空機への搭乗が拒否されますが、仮に搭乗できた場合でも、日本の空港到着時に上陸が認められません。

また2021年1月15日より、モロッコからの入国者及び帰国者については、下記の対策が取られることになりました。

  • 有効なワクチン接種証明書の保持の有無に限らず、検疫所の宿泊施設での3日間の待機を求めず、10日間の自宅等待機を求める

モロッコからの帰国・入国者で条件を満たしたワクチン接種証明書を保持する方を対象に実施されていた、入国後10日目以降の待機期間を短縮する措置については現在停止中です。

日本政府指定の検査証明書の提出

検査機関の任意書式の検査証明書を提出することも可能ですが、日本政府指定の書式にある情報が記載されていない場合は、日本の空港検疫などで有効と認められないことがあるため、日本政府指定の書式を利用されることをおすすめします。

指定書式にある情報

  • 氏名
  • パスポート番号(記載されない場合は余白等に各自手書きで記入することで可)
  • 国籍(記載されない場合は余白等に各自手書きで記入することで可)
  • 生年月日
  • 性別
  • 検査法
  • 採取検体
  • 検査結果
  • 検体採取日時
  • 検査結果判明日
  • 検査証明書の発行年月日
  • 医療機関名・住所・印影
  • 医師名(又は医師の署名)

多言語化された日本政府指定の「検査証明書」の書式

・フランス語ー英語併記
 https://www.mhlw.go.jp/content/000806506.pdf
・アラビア語―英語併記
https://www.mhlw.go.jp/content/000801132.pdf
・日本語―英語併記
https://www.mhlw.go.jp/content/000799426.pdf

日本政府指定の書式による検査証明書を発行してもらえるモロッコの検査機関

ラバト
 Laboratoire D’analyses Medicales Bioclinic
 住所:64 Ave. Omar Ibn El Khattab, Angle Ave. Atlas, Rabat
 電話:05 37 68 25 25
 メールアドレス:contact@bioclinic.ma
 https://www.facebook.com/laboratoirdanalysesmedicalesbioclinic/

Laboratoire RHAZALI D’analyses Medicales
 住所:11, Rue Al Ayachi. Quartier R’mel. Sale
 電話:05 37 78 58 18 / 05 37 78 58 19
 メールアドレス:contact@rhazalilab.com

カサブランカ
 Laboratoire d’analyses medicales Biolam
 住所:314, Rue Mustapha El Maani, Casablanca
 電話:05 22 26 72 67
    05 22 27 92 35
 メールアドレス:l.biolam@gmail.com
 https://labo-biolam.ma/laboratoire-homogue-covid

 Laboratoire international d’analyses biomedicales(LIAB)
 住所:95, boulevard Abdelmoumen, quatier des hopitaux, Maarif, Casablanca
 電話:05 22 42 39 60
    06 61 85 78 48
 メールアドレス:contact@liab.ma
 http://liab.co.ma/

Centre de Biologie Medicale GLab
住所:93 Boulevard Anoual, Casablanca
 電話:05 20 67 20 14 / 05 22 86 55 23
 メールアドレス:mounirfilali@glab.ma / meriem.laqlidi@glab.ma
 https://www.glab.ma/

エッサウィラ
 Laboratoire d’analyses El Baroudi Essaouira  
 住所:Rue Oued el Makhazine, Essaouira
 電話:05 24 78 33 25
 メールアドレス:elbaroudi2018@gmail.com
 https://www.madein.city/essaouira/fr/places/laboratoire-d-analyses-el-baroudi-essaouira-25612/

マラケシュ
 Laboratoire d’analyses medicales Gueliz, Marrakech
 住所:N182 – Res. ZAITOUNA, N9
 電話:05 24 42 33 22
    0524 20 70 00
 メールアドレス:labogueliz18@gmail.com
 https://labogueliz.com/

タンジェ
 Laboratoire d’analyses medicales et de biologie de reproduction Riad Tetouan
 住所:Place ligue arabe, bv Mou+C31:D32lay Youssef, residence Ouchikh n 16, Tanger
 電話:05 39 32 45 32
    06 25 25 57 98
 メールアドレス:riadlab.covid19@gmail.com
 https://www.facebook.com/laboriadtetouan/

  • 検査機関の対応については随時変更される可能性があります。
  • モロッコでは、新型コロナウイルス検査は、検査検体に鼻咽頭ぬぐい液「Nasopharyngeal (Swab/Smear)/Nasopharynx」を用いてRT-PCR法により実施されるのが一般的ですが、検査証明書の中で同検体が鼻腔・咽頭ぬぐいを指す「Nasal and throat (swab/smear)」「Nasal/throat (swab/smear)」等の記載の場合は、日本の空港検疫で有効な検査証明書とみなされないとうことです。記載内容に十分に注意してください。
  • 検査証明書の記載内容に記入漏れ等の不備がないか十分に確認してください。

スマートフォンの携帯

日本の空港到着時に「質問票」及び「誓約書」の提出、指定アプリのインストールが求められます(誓約書は0歳児も含めて入国者につき1枚必要)。
また、アプリの使用のために、日本国内でデータ通信が利用可能なスマートフォンを所持している必要があり、所持していない場合は、空港内でスマートフォンを自費でレンタルすることが求められます。
13歳以上は一人1台所持する必要があり、保護者とのスマートフォンの共有は認められないため、事前の準備が必要です。

その他注意したいこと

モロッコへの訪問を検討される場合は、

  • 日本からモロッコへの入国に関すること
  • モロッコから日本への入国に必要なこと
  • モロッコは直行便では日本から来られないため、経由地の状況(経由地で証明書が必要でないかなど)

についてもきちんと調べる必要があります。



参照:
新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について(外務省)
在モロッコ日本国大使館

にほんブログ村 海外生活ブログ モロッコ情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村