[2022年5月20日更新]モロッコ入国・出国条件と確認しておきたいこと―観光できる?現地の状況は?

05/05/2021新型コロナウイルス

オミクロン株が広がり、日本含め各国で入国禁止措置や新型コロナウイ感染拡大防止措置がとられている中で、海外旅行についてまだまだ考えられるような状況ではないと思います。

一方で、モロッコって今、日本から行けるの?という疑問を抱いたときに、情報が錯綜し、どれが最新の情報なのかわからない状況でもあります。

現時点で日本からモロッコには行けるのか?また現地で観光はできるのか?についてまとめます。

日本からモロッコへの入国は可能か?

可能です。(2022年5月20日時点)

モロッコ政府は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が特に欧州・アフリカにおいて急速に拡大していることを受け、11月29日(月)23:59から2週間の間、モロッコに発着する全ての旅客便の運航を停止することを発表。さらに、2022年1月31日(月)23時59分まで運行停止の期間を延長(モロッコ発特別便は除く)することを発表しました。
2022年1月28日、2022年2月7日よりモロッコ発着旅客便の運航が再開されることが発表されました。

海上旅客輸送についても、モロッコースペイン間が2022年4月12日から再開(車両がある場合は4月18日から)が発表されています。
さらにモロッコ―フランス間も2022年4月18日から再開
有効なワクチン接種証明書または72時間未満の陰性PCRテストの結果を提示する必要があります。

2022年5月18日からの入国条件

12歳以上の入国条件

  • モロッコに入国を希望するすべての旅行者は、入国時ワクチン接種パス、または飛行機搭乗前の72時間以内に行われたPCR検査の陰性証明書を提示
    ※有効となるワクチンパスは、
    ・3回接種
    ・2回接種の場合、2回目が4か月を超えているものは不可
    ・Johnson&Johnsonワクチンは、1回の接種が他のワクチンの2回の接種と同等
    ※PCR検査及び陰性証明書の要件は発表されていないため、モロッコで実施されている検査と同様の鼻腔咽頭拭い液による検査を受けた上で、英語又は仏語の陰性証明書の紙での提出を推奨することが、在モロッコ日本大使館より発表されています。
  • 旅行者衛生フォームを印刷しチェックイン前に記入し、署名(年齢に関わらず全年齢対応)。
    ※必要事項、特にモロッコ入国後10日間に連絡可能な住所と電話番号2つを記入する必要があります。

<下記、2022年2月27日時点の入国条件です。5月20日時点で変更の情報まだなし>

  • モロッコの空港に到着した乗客に対しランダムに迅速な抗体検査を実施(※2022年3月1日より、全員対象でなくなりました)
  • 旅行者グループに対してランダムにPCRテストを実行。検査結果は後日通知
  • ホテルまたは観光客が到着してから48時間後にレジデンスセンターで追加のテストを実施する可能性があります
  • 検査結果が陽性の場合、監視の下、滞在地に隔離。または、重体の場合は入院

12歳未満の入国条件

  • 0〜6歳未満の子どもは、飛行機に搭乗する48時間以内のPCR検査の陰性証明書と予防接種パスの提示を免除
  • 6歳〜18歳未満までの子どもについては、一部の国でまだ予防接種を推奨していないため予防接種パスの提示を免除。48時間未満のPCR検査での陰性結果の提示は必須。モロッコに居住している6歳〜18歳までの子どもも同様
  • 12歳〜18歳未満の子どもは、予防接種パスの提示と48時間以内のPCR検査での陰性結果の提示が必要

なお2021年11月28日以前は、各国がA〜Cのリストに区別されていましたが、今回はすべての国が同条件となっています。

※2021年11月28日以前の入国条件を知りたい方はこちらをご確認ください。

2022年5月18日からのモロッコからの出国条件

出国条件(外国人を含むモロッコ居住者にのみ適用)

1. 2回目(ヤンセン[ジョンソン・エンド・ジョンソン])の場合は1回目)のワクチン接種から4か月以上が経過している場合、ブースター接種(3回目接種)が必須

2. 直近に感染から回復した者は感染日から4週間(28日)後でなければブースター接種を受けることができないため、以下の書類があれば出国が可能
ア. 古いワクチンパス(pass vaccinal)
イ. 直近の感染を示すPCR検査又は迅速抗原検査の結果
ウ. 治癒証明証書又はPCR検査の陰性証明書

※子どもの出国条件については、2020年5月20日時点で発表されていません。

2022年5月17日までの子どもの出国条件

  • 12歳〜18歳未満の子どもは、2回の接種を受けたことを確認するワクチンパスポートを提示(モロッコに居住の場合)
  • 12歳未満は特になにも必要ありません

※モロッコ国外在住の12歳〜18歳未満の子どもに関する出国条件は、モロッコ政府から正式な情報が出ていない状況です。
在モロッコ日本国大使館に確認したところ(2022年4月19日時点)、モロッコの国営航空であるRoyal Air Moroccoの通達によれば、
・12歳〜18歳未満の子どもは、2回の接種を受けたことを確認するワクチンパスポートを提示
となっており、こちらが適用される可能性が高いものの、念の為、モロッコを出国する際に利用される航空会社にご確認くださいとのことです。

モロッコ現地の状況

概要

モロッコでは、2020年3月20日から開始された衛生緊急事態(ロックダウン)が2022年2月28日まで延長されています。

なお、2021年10月1日から、カサブランカ、マラケシュ、アガディールへの出入り禁止が解かれるなど規制が緩和され、11月10日より夜間外出禁止令を解除、また都市間の移動に許可証の必要がなくなりました。
現在、下記の措置が取られています。

  • 夜間移動の禁止(23時から翌日朝5時まで)の解除
  • 海外渡航及び全ての閉鎖空間(職場、観光施設、商業施設、カフェ、レストラン、ジム、ハマムその他の公共サービス施設)へのアクセスのためのワクチンパス又はワクチン接種免除証明書の提示義務の維持
  • 現行の感染防止措置を厳守した上で、一切の書類の提示なしで府県間を移動すること及び葬儀・祝い事・祭事を開催することを許可
  • 大規模又は多人数の参加が可能な集会ホールの閉鎖の継続

この措置のため、旅行者でも商業施設、カフェ、レストラン、ジム、ハマムなどの公共スペース利用時にはワクチンパスまたは、ワクチン免除証明書が必要となります。

なお、府、県、都市毎の感染状況に応じて、規制措置がとられることになっており、状況は日々変化しています。

ワクチンパスが必携に

2021年10月21日より、モロッコでは、行政機関、レストラン、スーパーなどを利用する際にワクチンパスの提示が必須となりました。
すでに、行政機関、レストラン、スーパーでは提示がないと入れない場所が出ています。

2021年10月22日現在、モロッコでは、「外国のワクチン接種証明書を有する者には、モロッコの証明書によりモロッコ人に与えられる特権と同じ特権が与えられる」との発表がされているものの、日本のワクチン接種証明書は、現在、モロッコでは効力を発揮しないとされています。

しかしながら、急なワクチンパス提示必須が確定したためか、Fezにおいては、日本のワクチン接種証明書でも利用できることが認められています(役所に確認済み。ただし、状況は流動的です)。
また、日本のワクチン接種証明書は英語と日本語の併記であり、モロッコでは英語が通じることがほとんどないため、ワクチン接種証明書を提示した上で、2回接種した旨を説明するなどの必要がある場合があります。

いずれにせよ、モロッコを訪れる際は、日本のワクチン接種証明書は持参されることをおすすめします。

[2021年10月23日追記]
ラバトでも日本のワクチン接種証明書が利用できることを確認済み。
場所によっては、ワクチン接種証明書とともに、本人確認のためパスポートの提示が必要です。

観光の状況


メディナなどのお土産屋やホテル、マラケシュのクチ(馬車)など、観光業は通常どおり営業されています。

ツアーやホテルなども稼働しています。

なお、いつどのタイミングで都市間の移動や入国・出国禁止の決定が出されるかはわかりません。
特にモロッコは、決定も決定の開始も非常に急に行われます。
スケジュールは余裕をもって、かつどんな状況でも臨機応変に対応できる心構えが必要です。

モロッコから日本への入国

2021年4月19日以降、日本入国の際に必要な出国前72時間以内の「検査証明書」の日本の空港検疫での確認が一層厳格化されています。
有効な出国前72時間以内の「検査証明書」を所持していない場合、原則、出発地で航空機への搭乗が拒否されますが、仮に搭乗できた場合でも、日本の空港到着時に上陸が認められません。

また、2022年2月24日に2022年3月1日から新たな対応が取られることが発表されました。

モロッコは2022年2月24日時点(3月2日時点も有効)で「指定国・地域以外」となり、モロッコから日本への入国は下記となります。

  • 指定国・地域以外からの帰国者・入国者であってワクチン3回目追加未接種者について、原則7日間の自宅等待機を求めることとした上で、入国後3日目以降に自主的に受けた検査の結果が陰性であれば、その後の自宅等待機の継続を求めないこととします。
  • 指定国・地域以外からの帰国者・入国者であってワクチン3回目追加接種者について、入国後の自宅等待機を求めないこととします。
  • 入国後24時間以内に自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、自宅等待機期間中であっても公共交通機関の使用を可能とします。

参照:
外務省「新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置
水際強化措置に係る指定国・地域一覧

日本政府指定の検査証明書の提出

検査機関の任意書式の検査証明書を提出することも可能ですが、日本政府指定の書式にある情報が記載されていない場合は、日本の空港検疫などで有効と認められないことがあるため、日本政府指定の書式を利用されることをおすすめします。

対象者

全ての入国者

有効な検査受検期間

出国前72時間以内

有効な検体採取方法

  • 鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)
  • 唾液(Saliva)
  • 鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合(Nasopharyngeal andd Oropharyngeal Swabs)
  • 鼻腔ぬぐい液 ※3月9日午前0時(日本時間)日本到着以降、有効な検体に追加

指定書式にある情報

  • 氏名
  • パスポート番号(記載されない場合は余白等に各自手書きで記入することで可)
  • 国籍(記載されない場合は余白等に各自手書きで記入することで可)
  • 生年月日
  • 性別
  • 検査法
  • 採取検体
  • 検査結果
  • 検体採取日時
  • 検査結果判明日
  • 検査証明書の発行年月日
  • 医療機関名・住所・印影
  • 医師名(又は医師の署名)

多言語化された日本政府指定の「検査証明書」の書式

英語で記載または併記された証明書が必要です。

・フランス語ー英語併記
 https://www.mhlw.go.jp/content/000806506.pdf
・アラビア語―英語併記
https://www.mhlw.go.jp/content/000801132.pdf
・日本語―英語併記
https://www.mhlw.go.jp/content/000799426.pdf

・有効な「出国前検査証明」フォーマット一覧(外務省ホームページ)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html

日本政府指定の書式による検査証明書を発行してもらえるモロッコの検査機関

ラバト
 Laboratoire D’analyses Medicales Bioclinic
 住所:64 Ave. Omar Ibn El Khattab, Angle Ave. Atlas, Rabat
 電話:05 37 68 25 25
 メールアドレス:contact@bioclinic.ma
 https://www.facebook.com/laboratoirdanalysesmedicalesbioclinic/

Laboratoire RHAZALI D’analyses Medicales
 住所:11, Rue Al Ayachi. Quartier R’mel. Sale
 電話:05 37 78 58 18 / 05 37 78 58 19
 メールアドレス:contact@rhazalilab.com

カサブランカ
 Laboratoire d’analyses medicales Biolam
 住所:314, Rue Mustapha El Maani, Casablanca
 電話:05 22 26 72 67
    05 22 27 92 35
 メールアドレス:l.biolam@gmail.com
 https://labo-biolam.ma/laboratoire-homogue-covid

 Laboratoire international d’analyses biomedicales(LIAB)
 住所:95, boulevard Abdelmoumen, quatier des hopitaux, Maarif, Casablanca
 電話:05 22 42 39 60
    06 61 85 78 48
 メールアドレス:contact@liab.ma
 http://liab.co.ma/

Centre de Biologie Medicale GLab
住所:93 Boulevard Anoual, Casablanca
 電話:05 20 67 20 14 / 05 22 86 55 23
 メールアドレス:mounirfilali@glab.ma / meriem.laqlidi@glab.ma
 https://www.glab.ma/

エッサウィラ
 Laboratoire d’analyses El Baroudi Essaouira  
 住所:Rue Oued el Makhazine, Essaouira
 電話:05 24 78 33 25
 メールアドレス:elbaroudi2018@gmail.com
 https://www.madein.city/essaouira/fr/places/laboratoire-d-analyses-el-baroudi-essaouira-25612/

マラケシュ
 Laboratoire d’analyses medicales Gueliz, Marrakech
 住所:N182 – Res. ZAITOUNA, N9
 電話:05 24 42 33 22
    0524 20 70 00
 メールアドレス:labogueliz18@gmail.com
 https://labogueliz.com/

タンジェ
 Laboratoire d’analyses medicales et de biologie de reproduction Riad Tetouan
 住所:Place ligue arabe, bv Mou+C31:D32lay Youssef, residence Ouchikh n 16, Tanger
 電話:05 39 32 45 32
    06 25 25 57 98
 メールアドレス:riadlab.covid19@gmail.com
 https://www.facebook.com/laboriadtetouan/

  • 検査機関の対応については随時変更される可能性があります。
  • 検査証明書の記載内容に記入漏れ等の不備がないか十分に確認してください。

スマートフォンの携帯

日本の空港到着時に「質問票」及び「誓約書」の提出、指定アプリのインストールが求められます(誓約書は0歳児も含めて入国者につき1枚必要)。
また、アプリの使用のために、日本国内でデータ通信が利用可能なスマートフォンを所持している必要があり、所持していない場合は、空港内でスマートフォンを自費でレンタルすることが求められます。
13歳以上は一人1台所持する必要があり、保護者とのスマートフォンの共有は認められないため、事前の準備が必要です。

外国籍の人の入国

新規入国

オミクロン株対応の水際対策措置として、「特段の事情」がある場合を除いて、全ての国・地域からの外国人の新規入国のを2022年2月28日まで停止

既に発給された査証の効力停止

オミクロン株対応の水際対策措置として、2021年12月2日から、「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」又は「外交」の在留資格を取得する方以外の外国籍の方に対し、202112月2日より前に発給された査証の効力を一時停止。

参照 : 外務省「新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について
※2022年2月17日現在の情報です。

その他注意したいこと

モロッコへの訪問を検討される場合は、

  • 日本からモロッコへの入国に関すること
  • モロッコから日本への入国に必要なこと
  • モロッコは直行便では日本から来られないため、経由地の状況(経由地で証明書が必要でないかなど)

についてもきちんと調べる必要があります。



参照:
新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について(外務省)
在モロッコ日本国大使館

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