スペイン バレンシア空港概要と市内までの行き方
モロッコから1時間30分で行けるスペイン第3の都市バレンシア。
モロッコーバレンシア間は、安いと往復3,000円ほどで行けることも!
バレンシアはパエリア発祥の地でもあり、また、ヨーロッパ最大の水族館を擁すなど、小さい町の中に見どころが凝縮されています。
マドリードまでAVEで約1時間45分、バルセロナまでEuromedで約3時間と、スペインを周遊するポイントの地とするのにも便利な都市です。
バレンシアの空港の概要と市内までの行き方を紹介します。
概要
バレンシア空港は、スペインバレンシア州の州都バレンシア近郊にある空港で、市内中心部から約8kmの位置にあります。
バレンシア市内中心部まで30分もかからず出ることができる便利な空港です。
所在地から、マニセス (Manises) 空港とも呼ばれています。
スペインでは8番目に多くの乗客が利用している空港で、それほど大きな空港ではありません。
入国までの流れ
- 飛行機から降り空港内に進むと、すぐにパスポートコントロールの場所に到着します。
- 入国カードを記入し、入国審査へ進みます。入国審査窓口は多くありませんが、それほど時間はかかりません。
- 荷物受け取り場所は、入国審査後右手にあります。
入国して到着ロビーに出ると目の前にタクシー乗り場があります。
メトロを利用する場合は地下に降ります。
いずれも案内版があるのですぐにわかります。
市内までの行き方
メトロ
最も便利なのがメトロでしょう。
3号線と5号線が空港と市内をつないでいます。
<所要時間>
市内中心部まで約30分
<料金>
4.9ユーロ
※バレンシアは、メトロは10歳未満まで、バスは6歳未満まで無料
チケットの買い方
券売機でチケットを購入します。
一回券の場合、カード1ユーロ+運賃3.9ユーロで4.9ユーロです。
クレジットカードも利用できます。
TuiNというチャージできるカードを利用すると、空港から市内までが2ユーロになります。
TuiNは、市内Aゾーンの中のメトロが一回1.5ユーロのところ0.72ユーロになり非常にお得ですが、チャージの最低単位が10ユーロかつ払戻ができないので、使い切れるようにチャージしないとチャージが無駄になってしまうので注意が必要です。
ちなみに、バレンシアは市内の中心部に見どころが集まっており、ほとんど歩いて移動できます。また、中心部にはメトロの駅はほとんどなく、交通手段を利用するとすればバスでの移動の方がメインとなります。
数日間のバレンシア観光であれば、TuiNよりも、メトロもバスも乗り放題になるVALÈNCIA TOURIST CARDをおすすめします。
タクシー
市内中心部まで約20ユーロ。
バレンシアの町は、かなり細かい道が入り組んでいます。
バレンシア市内に初めて行く場合、ストリート名まで書いてある地図をあらかじめ持っていない場合や、GoogleMapを利用しない場合は、ホテルまで迷う可能性があります。
わかりづらい場所にありそうなホテルに宿泊する場合は、あらかじめ、メトロではなくタクシーを利用した方がいいかもしれません。
出国までの流れ
- チェック・イン
- 荷物検査
- 搭乗口へ
荷物検査も特に厳しいことはなく、簡単ですが2点ほど注意が必要です。
要チェックポイント
ライアンエアー利用の場合、ビザチェックがチェックインカウンターとは別
ライアンエアー利用の場合、チケットにビザチェックのスタンプを押してもらってから搭乗口に行かないとチャージを取られてしまいます。
パリ・ボーヴェ空港、モロッコ・フェズ空港などは、チェックインカウンターでビザチェックのスタンプを押してくれますが、バレンシア空港では、チェックインした後に、ライアンエアーのビザチェック窓口に行き、そこでスタンプを押してもらう必要があります。
出国審査は搭乗前
出国審査は、搭乗口でまさに搭乗前に行われます。
空港内施設
カフェ&ショップ
出発ロビーには、カフェとショップがあります。
水は同じ水でも、カフェで購入するより自動販売機で購入した方が安いです。
免税店
荷物検査後には、免税店もあります。
小さな町で、見どころがたくさんあるわけではありませんが、のんびりしていてとても過ごしやすい町です。
パエリアを食べに、訪れてみてはいかがでしょうか。