最高時速357Km!モロッコ高速鉄道LGV開通
モロッコ初の高速列車誕生
11月15日、モハメド6世とフランスのエマニュエル・マクロン大統領参加の元、タンジェにてモロッコ初の高速列車LGVの開通式が行われました。
試験時には、列車は1時間に357Kmの速度記録に達したという高速列車です。
2018年11月現在、日本の新幹線のが最速時速320kmだそうなので、力の入れようが伝わってきます。
実際はタンジェ とケニトラ、ラバト北部の都市間が平均速度が320Kmで、ケニトラからカサブランカまでが時速160Kmで運行されるそうです。
時間にすると、通常列車で5時間かかるカサブランカータンジェ間を2時間10分で結びます。タンジェ ーケニトラ間は47分、タンジェ ーラバト間は90分かかるとのことです。
フランスが投資
この高速鉄道のプロジェクトは現モロッコ国王モハメド6世と元フランス大統領ニコラス・サルコジにより2007年に開始されました。
建設は4年後の2011年に開始され、当初2015年に完成する予定でしたが2017年に延期。
さらに遅延し、2018年11月の開通となりました。
LGVの総予算は20億ユーロで、フランスはこの事業に51%の融資を行ったと言われています。
モロッコ、フランス両国間の強い関係を示すものとなりました。
どこを走る?
カサブランカを出発しラバト、ケニトラを経由してタンジェ へ到着するとのこと。
残念ながらわたしが住むフェズは通りません。
実際の運転開始&価格は?
実際の運転開始日はまだ発表されていませんが、価格はモロッコ国鉄国鉄ONCFより11月16日に発表されるとのこと。
発表され次第、またお知らせいたします。