[マラケシュ] カード利用者は注意!ATMにて「スキミング」装置が押収
2019年12月13日〜15日に、モロッコのマラケシュ市内におけるいくつかのATMに設置されていた「スキミング」装置が国家安全総局(DGSN)により押収されたことがモロッコ国内のメディアにて報じられました。
国家安全総局(DGSN、モロッコ王国中央銀行(BANK AL-MAGHRIB)より注意喚起があったとのこと。
以下、在モロッコ日本大使館からのコメントを抜粋します。
1.「スキミング」とは,クレジットカードの情報を不正に入手して,まったく同じの偽造クレジットカード(クローンカード)を作って不正利用する犯罪のこと(出典:三井住友カードHP)。
2.「スキミング」装置の小型化及び精巧化が進み,一見ではATMに設置されていることを発見することは困難ですが,不正利用にはクレジットカードの情報の他に暗証番号が必要となるため,偽キーボード及び隠しカメラにより暗証番号が盗み取られることにも注意する必要があります。
3.被害に遭ったときには,クレジットカード会社からの請求に不審な内容がある場合には,すぐにクレジットカード会社の相談窓口に連絡してください。
盗難・紛失時の対応は,当館のホームページよりご確認をお願いします。
今回、発見が報告されているのはマラケシュですが、他の街でも起こりえます。
スキミングされてしまったかはすぐにはわからないので、ATMを利用した後は覚えのない引き出しがないか確認するようにしてください。