[エコノミークラス]エジプト航空の乗り心地&サービスレビュー
日本からモロッコへ来る場合、直行便はないもののさまざまな行き方があります。
そのひとつがエジプト航空を利用し、エジプトのカイロ経由で行く方法です。
成田からエジプト・カイロまで約14時間、カイロからモロッコ・カサブランカまで約5時間の旅路です。
エジプト航空とは
エジプト航空は、エジプトのカイロを本拠とするエジプトのナショナルフラッグです。
アライアンスは、スターアライアンスに属しており、スターアライアンスでマイレージを貯めている人にはうれしい航空会社です。
手荷物・受託手荷物
エコノミークラスの場合の手荷物は1個、重量は8kgまで。
受託手荷物は重量23kgまで(個数は運賃による)。
荷物の大きさは、3辺の和が158cmまでです。
シートピッチ
モロッコ人から絶大なる人気を誇るのがカタール航空。
その理由がエコノミークラスのシートピッチ(座席前後の間隔)の広さ。
そのカタール航空と比べると狭く、エール・フランス、エティハド航空と同じくらいに感じました。
機内食
カタール航空やエティハド航空では提供されますが、エジプト航空は、イスラムの国のナショナルフラッグのためか、お酒は提供されません。
お酒が飛行時間中、必ず必要!という人は、選択肢からはずれるでしょう。
カイロ→カサブランカ
朝便ということで朝食が配られました。
選択肢はなく1メニューのみ。
カサブランカ→カイロ
事前にメニューは配られず、メインディッシュはキャビンアテンダントが食事を配りに来た際に口頭で聞かれ選択します。
メインディッシュの他、サラダ、デザート、パンがついてきます。
サラダには特にドレッシッグなどはかかっていませんでした。
わたしが搭乗した際は、牛肉と鶏肉から選択できました。
牛肉は甘辛いシチュー、鶏肉はミルク煮でした。
どちらもおいしく、期待していなかったのでちょっとびっくりしました。
また、途中、軽食が配られました。
カイローカサブランカ間もカサブランカーカイロ間にも、同じスポンジケーキが、到着の1時間半前くらいに配られました。
このスポンジケーキも見かけはシンプルですが、なかなかおいしかったです。
エンターテイメント
機体も古く、エンターテイメントは充実していません。
カイローカサブランカ間は、頭上に画面があり配られたイヤホンでみんなで同じ映画を見るというスタイル。
カサブランカーカイロ間は、座席の目の前に画面がありますが、映画の本数も少なく、カタール航空やエティハド航空と比較すると、かなり物足りない感じがしました。
ただし、日本映画が3本ほど、選択できました。
サービス
カタール航空では、クッション・ヘッドホン・毛布が配られる他、アイピロー、靴下、歯ブラシが入ったアメニティポーチをくれますが、エジプト航空ではクッション・ヘッドホン・毛布の貸出のみとなります。
キャビンアテンダントはみなさん感じがよく、嫌な思いはしませんでした。
キッズサービス
特にありませんでした。
事前にエジプト航空のサイトでキッズミールを申請していましたが、完全に無視され、大人と同じメニューが提供されました。
日本からの本数も多くなく、飛行時間も特に短いわけではないので、個人的には、よほど安くないかぎりカタール航空やエティハド航空を選択した方がいいかなと思いました。
※2019年11月時点での情報です。