日本からモロッコへ荷物を運ぶ3つの方法
モロッコで暮らしていて困ることと言えば、とにかく食料です。
モロッコは衣食住に対してとても保守的な国なので、全くと言っていいほど日本で使う調味料や食材が手に入りません。
ラバトやマラケシュ、カサブランカでは、他のエリアよりは手に入りますが、それでも、フランスやアメリカなどで手に入る物との差を考えたら、ほとんど手に入らないと思っていた方が無難でしょう。
そうなってくると日本から調達することになります。
ちょっとの観光であればそんな必要もありませんが、留学や移住となると、やはりある程度、用意したくなることと思います。
そこで、どうやって運ぶのが最も効率的かとという問題になるのですが、主に3つの方法があります。
飛行機の手荷物にする
自分がモロッコに移動する際に荷物を一緒に運ぶ方法です。
メリット
- 自分と一緒に航空便で運ぶので安心
- 宅配で送るのと違い、荷物が到着するまで待つ必要がない
- 早さ、送れる重さを考えると他の送り方より断然割安
- 税関申告用のリストを書く必要がない
デメリット
- 家からモロッコ、モロッコから滞在場所まで運ぶのが大変
- 重量オーバーで、超過料金がかかる
※エールフランスの場合:1個につき70ユーロ
カタール航空の場場合:1kgにつき50USドル
船便で送る
時間はかかりますが、安く送ることができます。
メリット
- 家からモロッコ、モロッコから滞在場所まで運ぶ必要がない
- 割安
デメリット
- 届くまで約3ヵ月かかる
- 税関申告用のリストを書く必要がある
- 一応、荷物の追跡はできるが、かなり曖昧
ダンボールの最大サイズは190サイズ 30kgです。
東京からモロッコまで約13,000円。
約3ヵ月の間、荷物は移動し続けることになるので、ダンボールは海外送付用のしっかりしたダンボールを購入した方が良いです。
航空便で送る
国際郵便、FEDEX、DHLなどを利用します。
1〜2週間程度で到着します。
メリット
- 家からモロッコ、モロッコから滞在場所まで運ぶ必要がない
- 早い
デメリット
- 高い
- 税関申告用のリストを書く必要がある
- 一応、荷物の追跡はできるが、かなり曖昧(国際郵便より、FEDEX、DHLの方がきちんと追跡できます)
飛行機の手荷物にしても、船便、航空便で送っても、荷物の中身を検閲されることは覚悟してください。
なお、モロッコへ持ち込むものに関して関税がかかる場合があります。
これって、関税かかるの⁉︎というような疑問はこちらを確認ください。
※2018年8月現在の情報です。