[悲報]モロッコで起こってしまった残忍な観光客斬首事件

20/12/2018Topics

スカンジナビアからの旅行客を殺害したとされる容疑者

北欧から観光で訪れていたデンマークとノルウェーの女性2人が、マラケシュに近いトゥブカル山近くで首を切られた姿で殺害されているのが2018年12月17日(月)に発見されました。

 

事件現場

被害者2人が目指していたとされるトゥブカル山は、標高4,167mで北アフリカで最高峰の山として知られています。
アフリカ大陸では、タンザニアのキリマンジャロに次ぐ2番目に大きな山です。
1941年には国立公園に指定され、ハイキングやキャンプで世界的に人気の地となっています。

2人は、12月12日(水)にイムリルに到着。ガイドはつけていなかったと言われています。
イムリルはトゥブカル山の麓にあたり、マラケシュからグランタクシーで1時間半ほどの距離にあります。トゥブカル国立公園内にあり、トゥブカル山の登山口として多くの人々が訪れる場所です。

そのイムリルから10kmほど離れた地点で、フランスの登山者たちが彼女たちの首と死体を見つけたとされています。

最初の夜にテントをはった場所で殺害されたと言われていますが、彼女たちがどのように容疑者たちに捕まってしまったのかはまだ明らかにされていません。

 

凄惨な事件

殺害方法はISISを思わせるような残虐な手口で、首を切って殺されました。
さらに悪質なことに、殺害される様子がSNSで拡散されています。

この映像では、叫ぶブロンドの女性の首を男性が鋭い包丁のようなもので切っているのが映されていました。撮影ししていた別の男が、犠牲者の足を動かさないようにしていたのも確認できます。女性の1人は断頭され、もう1人は重度の首傷で死亡。

 

容疑者

4名の容疑者のうち1名は12月18日(火)に、残りの3名は12月20日(木)にマラケシュにて逮捕されました。

容疑者はいずれもマラケシュ付近、またはマラケシュに住んでいたとされています。

残忍な手口がISISを彷彿とさせ、12日に逮捕された容疑者は急進的なグループに属していたと言われていますが、ISISとの関係は明らかになっていません。

しかしながら、男の1人がダリジャ(アラビア語モロコ方言)で “これはハジンの兄弟たちの復讐です” と言う声が殺害のムービーに録音されており、ハジンは2018年9月にアメリカがISISの掃討作戦を行ったISISの最後の砦と言われているシリア東部の小さな町を指すことから、なんらかの関係がある可能性が高いとして調べが進んでいます。

さらには、容疑者たちが逮捕された後、ツイッターに4人の容疑者がISISのリーダーに忠誠を誓うムービーが流れました。
モロッコの中央司法調査局(BCIJ)はこのムービーが本物であるかの調査を開始しているとのことです。

 

モロッコでの反応

モロッコではこのニュースが大きく取り上げられています。

また多くのモロッコ人がこの事件を深く悲しんでおり、SNSでも“#sorry” や “#RIP” のハッシュタグをつけて、悲しみを表意しています。

 

自然豊かな、決して危険な場所でなかったはずの観光地で起こってしまった悲しい事件。

親御さんはモロッコへ行くことを反対していたとも言われ、親御さんの気持ちを思うと胸が引き裂かれる思いです。

 

 

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