[2025年開始に変更]日本人も対象!ヨーロッパ旅行者は取得必須ETIAS(エティアス)とは?

25/12/2019手続き関連

2023年12月現在、日本のパスポートを持っている日本人は、90日以内の観光であれば特にビザを取得することなしにヨーロッパのシェンゲン圏を旅行することが可能です。

しかし2025年より、ヨーロッパのシェンゲン圏を旅行する場合にはETIAS(エティアス)の事前申請・取得が必須となる予定です。(当初は2020年から開始とされていましたが、2021年に延期され、さらに2023年に延期され、またさらに2025年に延期されました。)

モロッコからヨーロッパへ移動しようと考えている方もご注意ください!

ETIAS(エティアス)とは?

ETIASはEurope Travel Information and Authorization systemの略で、EUにより提案され、地域のセキュリティ向上のために申請されなければならないとされる新たにEU諸国へ入国する際に必要となる「事前渡航認証システム」です。

ETIASは観光やビジネストリップなど90日以内の滞在のためのものであり、90日を超えてヨーロッパに滞在する学生ビザや就労ビザの代用とはなりません。

航空機、船舶、陸路などで搭乗・移動する前にETIAS(エティアス)申請の有効性が確認されるため、ETIAS(エティアス)申請が承認されていない場合、旅行者は飛行機、船舶、バスなどに搭乗することはできません。第三国へ向かうためにトランジット(乗り継ぎ)する場合においてもETIAS(エティアス)申請が必要となります。

すでにハワイなどアメリカ圏を訪問されている方には馴染みが深いであろう米国の「ESTA」、オーストラリア「ETAS」、カナダ「eTA」などと同様のものであるとわかりやすいかと思います。

対象者

下記、26カ国へ渡航する旅行者

アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン

https://etias-web.com/

日本も対象国です。
0歳児でも申請が必要です。

ETIAS申請方法

必要なもの

  • インターネットがつながる環境
  • 到着日から3か月以上の有効期間を持つパスポート
  • ETIAS申請料を支払うためのクレジットカード
  • 承認されたETIASが配信される現在の電子メールアドレス

必要な情報

  • 姓または姓
  • ミドルネーム(該当する場合)
  • 生年月日
  • 出生地
  • 出生国
  • 性別
  • 国籍
  • パスポート番号
  • パスポート発行日および有効期限
  • 現住所
  • 電子メールアドレス
  • 電話番号

また、申請プロセス中、ETIASの背景とセキュリティに関する質問への回答を求められます。

取得時間

最大4週間

ETIASに加盟する国への渡航が認められた場合は「渡航認証許可」の通知がEメールにて届きます。

価格

7ユーロ

※18歳以下と70歳以上は無料となる見込み。

有効期限

3年間
所有者は3年以内かつ、シェンゲン協定国内のビザ免除条件である「あらゆる180日の期間内で最大90日間」であればシェンゲン協定国内を旅行できます。

なお、ETIASの有効期限は、ETIASの有効期限である3年後またはパスポートの有効期限のいずれか早い方で切れます。

注意!シェンゲン圏=EUではない

シェンゲン圏には多くのEU諸国が含まれているので「シェンゲン圏=EU諸国」と考えてしまいがちですが、異なるので注意が必要です。

2022年12月現在、EUは27の加盟国で構成される政治経済連合です。
一方、シェンゲン圏は26の欧州諸国を指し、EU加盟国はそのうち22カ国。シェンゲン圏内であれば無制限に移動できるように、相互国境管理がすべて公式に廃止されています。つまり、EU加盟国であっても、シェンゲン圏に属していないアイルランドと英国を訪問する場合は、ETIAS申請は必要ないということになります。

他、ブルガリア、クロアチア、キプロス、ルーマニアもEUのメンバーですが、シェンゲン圏にはまだ参加していません。
アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタイン、スイスはEUではありませんが、シェンゲン協定加盟国、モナコ、サンマリノ、バチカン市国、アンドラはシェンゲン圏に含まれています。

出典:ETIAS Visa Waiver for Europe

ETIAS申請を忘れると、旅行自体を中止せざるを得なくなります。
2025年以降にシェンゲン圏を旅行される方はお気をつけください。
なお、モロッコ人はヨーロッパを訪問する際、観光ビザ申請が必要となるのでETIAS申請は必要ありません。

参照・出典:

ETIAS Visa Waiver for Europe
ETIAS

※2023年12月現在の情報です。

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